FSS（Federation Survey Service）の名で知られる組織で、その萌芽時間は地球連邦軍が誕生した時にさかのぼる。一年戦争の時、連邦軍の各戦区司令部は占領地域でジオン公国軍が遺棄したり捨てたりした兵器や各種装備を回収し、調査を始めた。当初は各軍区が独自に行っていたが、最悪の場合は排他意識などから上級司令部に報告する際にわざといい加減にしていた。しかし、一年戦争が終わった後のU.C.0080では、連邦軍は優れた公国軍技術の受け入れを目的として「兵器群調査委員会」を設置し、旧公国軍の兵器の調査を開始した。これがU.C.0089で、第2次FSSが誕生した由来である。その後MSV準則となった共和国と地球連邦の資料を利用して、さらなる調査を開始した。この時、「ジョニー?ライティン」の名は歴史映画の隅に絶えず現れ、次第に形になっていく……。