『冒険者になるのはできるだけ若いうちがいい』そんなことは常識だ。冒険者の強さの基礎である「魔力」は若いうちに鍛えられば、ほとんど何も伸びないからある。しかしその男、なんと30歳を過ぎてから冒険者を目指したリック？グラディアアートは、新米ならも最高位であるSランク並みの戦闘力を持っていた。「ははは、その歳から冒険者とかい（笑）」「よっこいしょ」メキメキメキ！！←（最高位魔法が素手でねじ切られる音）実はリックは、大陸最強の冒険者が集まる伝説のパティ「オリハルコン？ファースト」のメンバーによって想像を絶する日常を過ごしてきただ。ドラゴンからヴァイパンまで、文字通り「モンスター」級の師匠たちに鍛え上げられた戦闘力で、リックはなしでかかってくるエリオット冒険者を次々にねじ伏せていく。