金城陽三郎氏が原作を務め、山口譲司先生の漫画の探知系作品「民俗学者八雲樹」が先日、ドラマ化されることが発表された。ここ数年、日本のアニメ業界には探偵系のアニメ作品が出現し、読者の追っかけブームも引き起こし、基本的にヒットしている。この大人の読者に向けた作品は『名探偵コナン』や『金田一少年の事件簿』などの作品よりも成熟しているため、理にかなったものは連続ドラマにするしかない。同ドラマは、大学民俗助教の八雲樹氏が敏捷な頭脳と緻密な推理力を持ち、普段は研究に没頭しているが、日本の民間の俗礼のような殺人事件に遭遇するたびに、常に自分の専門知識と完璧な推理を駆使して事件の真犯人を分析する。同ドラマは2話1話を採用し、それぞれの物語に人気女王をゲスト出演させる。間違いなく、このドラマの主役は横から見ても縦から見ても『トリック』シリーズのあの事件解決の達人女性魔術師「山田奈緒子」に似ている。ただ奈緒子は魔術を通じていわゆる「超能力」のペテンを暴いているが、今度は眉目秀麗な及川光博が「民俗」を駆使して「古い伝説」の衣をめくる番だ。…