日本の明治時代の漂泊俳人?種田山頭火は、幼い頃に母親が井戸に投げ込んで亡くなったことから、彼はぼんやりと暮らしていた。しかし、このような経験から、凄惨な人生の山頭火から発する俳句は、自由に富み、温厚な裏面にも、寂しさと哀しみの感情が同時に存在する人間の天性を赤裸々に描いている。生きていることは悲しくて仕方がない。そのしようがなぜか涙が出る。希望を抱いて暮らし始めた東京で、才能あふれる竹久夢二に偶然出会った山頭火。そして、大正を代表する芸術家に急速に惹かれていく。この2人の心には、拭えない寂しさがあるのは同じ……!2005年1月に発売されました。…