奴隷の烙印を押され貴族の家で罰当たりな子供として暮らしていた少女、アズリエル。彼女の苦しい人生に白衣の男が現れた。「どうしてそんなに生きるの?」「私のことを知っていますか」失われた3年間の記憶の中で彼女に名前をつけたのは、地平線の魔法使い、レイマ?レッヒトだった。親切だが何かが欠けているような彼の姿が目を引く。幸せになった少女も彼を幸せにしたい。「私に近づくほど、あなたは不幸になる」「不幸にはならないよ、レイマ。だから魔法を教えて」どんな結末を迎えるかは分からないが、アズリエルはレイマの本心と真実を知るために喜んで彼と一緒にいた。童話のような幸せな結末のために。