別名:生き残り錬金術師は街で静かに暮らそうとした
「魔物の森」の氾濫暴走によって滅ぼされた。錬金術師マリエは、『仮死魔法陣』で難を逃れたが、ちょっとした不注意で目が覚めたのは200年後、錬金術師はとっくに死に絶えた世界だった。暴走によって生まれた迷宮や魔物の森を管理するため、王国の遺跡に迷宮都市が作られた。しかし、迷宮都市内に残っている薬はすべて数十数百年保管されていた劣化薬で、深刻な供給不足のため、価格は100倍に上昇した。迷宮都市の中にしか存在しない薬液を作る錬金術師メアリー?アイルが、密かに薬液を販売し、迷宮都市での生活を楽しむ物語。