物語は交通事故で始まり、主人公の日和見日郎は避閃児童の車にはねられて非業の死を遂げる。車が避けようとしているその「子供」は、ちょうど怪物の王様女のメイドで、メイドというよりは勇猛な人造人間がぴったりだ……(車にはねられても大丈夫なタイプ)。少し無実の死を遂げた主人公が死骸の間で永眠しようとしていたところ、怪物王女は自分の血を飲ませて生き返らせ、それから日和見日郎は王女の血の戦士（つまり奴隷）になった。怪物王女は怪物一族を支配する王族の一員である。しかしすべての王室と同様、兄弟姉妹の間で常に王位争いのために殺戮、派閥闘争が行われている。王室闘争に巻き込まれた日和見日郎は、自分が一変した運命とどう向き合うのか……？