高矯時代まで画家の潜在力を持っていたことで期待されていた上倉浩樹は、何かの理由で執筆できなくなり、今は教師を目指して勉強に励んでいます……名門なでしこ学院の大学生であり、高等部美術部顧問代理でもあります。彼と一緒に住んでいるのは、かわいい『妹』鳳仙アリスで、抜群の絵の才能によって、高等部の特待生として学矯に入った。子供の頃両親が事故で亡くなり、幼いアリスは心を閉ざした。浩樹は絵を通じて彼女の脆弱な心を救い、同時に彼女を絵の道に導いた……血色を連想させない前提で、絵の中で直接自分の気持ちを表現したアリスの絵への愛は、絵を諦めた浩樹に何かを考えさせた……。…