とある事件をきっかけに、憎しみと後悔のうちに人生を終えた高校生の炭原継人。死んだはずの彼が目を覚えた場所は見て知らぬ洞窟の中だった。見渡すとそこは、、、天を貫く刺のような巨大な山々がそびえ、現代文明が浸透しているとはとても考えられない世界だった。明日かに地球ではないその世界で、後継者は洞窟の岩堀りの仕事に就く。そのさなか、一人の幼女と出会い、自分の目に災いし力が宿っていると気づいたとき、人を継ぐ物語は動かしたのだ。