勝利、友情、努力という位置づけの『少年ジャンプ』にこんな作品が連載されるとは想像し難い。日本の子どもたちをダメにするのではないか…。集英社の編集者たちは何を考えているのかわからない。同期に『少年ジャンプ』で連載された『るろうに剣心』『onepiece』『JoJo』などと比べると、『幕張』はかなり異色の作品だ。『幕張』では、友情ではなく努力ではなく責任でも愛情でもなく、幼女の同性で相手を誘惑し、胸への執着で、どこか（…とても）相手の手にくっついて相手の心を傷つける「奈良漬」で勝利した…塩田と奈良は、変態の下品で恥知らずな手段で、同じ変態の下品で恥知らずな敵を負かした、世界最優秀高校生大会を制した（ほら、戦う目的もノーマル漫画と