海月姫漫画。東村アキコさんが描いた漫画作品は、普段の生活をテーマにしているのに超無一厘頭、歩きやすくて笑えるスタイルで、この海月姫も変わらずそのスタイルを踏襲しており、愛情、笑い、感動を一身に集めたコミカルな作品であるため、連載以来多くのアニメファンに支持されている。ヒロインの倉下月海は、イラストレーターを目指して上京し、“クラゲ”が大好きなクラゲオタク。彼女が住んでいるアパートは男性の立ち入りが禁止され、スーパーオタクだけが入居する「天水館」、通称「尼寺」……。ある日、月海はひょんなことから美しい「女性」を「天水館」の客として扱わざるを得なくなった。言うまでもなく、この「女性」は実は「イケメン」で、実質的にはある大物政治家の息子で、父親の職を継がなくてもいいように女装をして、父親が政治に参加することを放棄することができた。物語はいったいどのように発展するのだろうか。