別名：異世界で年下騎士に世間話を焼かれています。奔三と同時に昇進のために仕事が忙しくなり、毎日寝不足に苦しんでいる。ある朝、通勤路を歩いていた光岐の目の前に助けを求めてきた女子高生が現れ、それに手を差し伸べていた光岐は気がついたら教会らしき場所にいた。目の前に現れたのは奇抜な服装の男だった。男は剣で光岐を指し、理解できない言葉を口にした。そして男は自分の指を切り裂き、その血液を光岐に与えた。不思議なことに、男の言う言葉を自然と理解した光岐は、自分が救った女子高生?マリアがこの世界の“御使い様”であり、聖魔力の持ち主であることを知る。光岐は完全に巻き込まれ、今はどちらにとっても足手まといだ。そして光岐に血液を与えた男?第二騎士団副団長のウォルクは、そんな中で意図的に光岐の世話をしていた。ある日、光岐はうっかり転んで手に擦り傷ができ、治癒術を施されたが思いがけず倒れてしまう。また目が覚めると巨大なオオカミと一緒にベッドに横たわっていた……！？