温泉が豊富な「阿鹿里村」は山奥に位置し、時折静謐を求める観光客が休暇に訪れ、村には漏らしてはならない秘密が隠されている。女子大生の詩由理は彼氏の浮気を発見し、とても悲しんでいる。親友の愛子は彼女を「阿鹿里村」に旅行に誘って気晴らしをしていたが、その間にケンカになり、それぞれ単独で活動を始めた。夜の帳が下り、詩由理は一人で部屋で休んだ。突然、周りが真っ暗になり、携帯電話が鳴った。中から見知らぬ男の声が聞こえてきた。「逃げろ!さもないと足が切られるぞ!」一方、愛子は謎の女性に追われ、死の脅威にさらされている。終わらない恐怖の夜が始まる。